吉本隆明「僕ならこう考える」より
2007年3月28日☆ ☆ ☆
自分の精神が
どうやって成長してきたか考えてみると、
どうも別れから成長してきた気がします。
(中略)
もちろん本を読んだとか、
誰かと話して、誰かとつきあって・・・
いろいろあるわけです。
ただ
いつまでも残っていて
いちばんまとまった印象があるのは、
別れが強いと思います。
死別もあり、
生別もあり、
失恋もあり、
いさかいもありですが、
そんな別れのときの感じ方で、
自分の精神上の年輪を増やしていった、
というのがいちばん印象に残っている。
なぜ、
それでも出会いを求めるのかはわからないんだけど、
別離とか死から、
失ったものと得たものと、
どっちが多いんだといったら、
失ったものも多いけども、得たもののほうがもっと多い。
その余りがずっと残って、
悲しみの感じとして、
年輪になる気が僕はしますね。
☆ ☆ ☆
吉本ばななさんのお父さんの文章です。
とても希望を感じるものだったので、
自分メモ。
自分の精神が
どうやって成長してきたか考えてみると、
どうも別れから成長してきた気がします。
(中略)
もちろん本を読んだとか、
誰かと話して、誰かとつきあって・・・
いろいろあるわけです。
ただ
いつまでも残っていて
いちばんまとまった印象があるのは、
別れが強いと思います。
死別もあり、
生別もあり、
失恋もあり、
いさかいもありですが、
そんな別れのときの感じ方で、
自分の精神上の年輪を増やしていった、
というのがいちばん印象に残っている。
なぜ、
それでも出会いを求めるのかはわからないんだけど、
別離とか死から、
失ったものと得たものと、
どっちが多いんだといったら、
失ったものも多いけども、得たもののほうがもっと多い。
その余りがずっと残って、
悲しみの感じとして、
年輪になる気が僕はしますね。
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吉本ばななさんのお父さんの文章です。
とても希望を感じるものだったので、
自分メモ。
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