5日後に引越しの予定の我が家なのですが、
そんな折、のっぴきならない事情により、
昨日、わたし、手術をしてきました。

2回目の流産です。
前回のは完全流産でしたが、
今回のは稽留流産というのもで、手術が必要とのこと。

妊娠が分かり、つわりらしき感覚もあったんで、
近い未来にやってくるだろう小さな命を
楽しみに、うれしく想い、
ポンのお兄ちゃんになる姿を想像し、
だんながまたぎこちなく赤ちゃんをダッコして・・
なんてことを、その時は考えてました。

今、こうなってしまって、こんな時こそポジティブに気持ちを
切り替えようとか、逆に感傷的になっちゃってとか、
そういう感じではなく、けっこう淡々としてます。
これって自己防衛なのか?と思ったりするけども。
ちょっと脱力している感じでしょうか・・。

手術前の説明でナースがこの流産のことを中絶と言い間違えたときは、ピキリとしたけど(手術内容がいっしょなんでしょうね・・)
術後、回復室で横になってたんですが、
隣接するナースステーションでのナースの痴話話に(おどろくほどみんな声でかい!!)に耳を傾け、へ〜ぇと思ったり、
これまた隣接する陣痛室からの声に心でエールを送ったりしてました。

麻酔切れでボサーッとする中、
「経験ってあなどれんな・・。
 この経験・・。
 経験によって偏見ってなくなるわ。。
 偏見って恐怖からくるのか・・」
なんてことをモヤ〜っと考えていたわたし。

そんなわたしでしたが、
1週間ほどまえに、「今回の妊娠もダメかも・・。」
とだんなに報告した日の夕方、
だんなはポンを連れて、レンタルしたDVDを返却しに行ったのですが、「たらいま〜」と帰ってきたポンが、ケーキの箱を持っていて。
だんなは、後ろに立って、ポンの背中をつついてた。

ポン「ママ、だいすきだよ。
   げんきだして。」

この時だけね、泣けました。
うれし涙だけど。やられました。

てなわけで、今日はこのへんで。

おやスマなさい。

コメント

まるちゃん
まるちゃん
2006年4月5日23:27

どう、お言葉をかけたら良いのでしょうか?
すでに、御自分の中で完結されているので、
けいこん様、
よう、頑張ったねえ。
大切な大切な小さな命の重さを、一番分かってらっしゃる
あなたに、とびきりの笑顔が舞い込みますように、
お祈り致します。

ままなっつ
ままなっつ
2006年4月5日23:38

けいこんさん。なっつです。
お会いしたいね〜とかのんびりコメント書いてたのに、
そんな事件が起きていたんですね。

引越しで無理しないようにしてください。
ポンちゃんと旦那さんの愛に泣けました。

自己防衛ってありますね。
私もアー君が生後2日目で死ぬかと思った時は、
取り乱すで無く、ぼ〜と色んなこと考えてました。

何だか、漫画の場面が浮かぶんです。
全部手塚漫画なんですが、「火の鳥黎明編」で、
子どもを殺された女の人が「何度殺されても産む」と
言うような場面。
「リボンの騎士」で神様と天使がどの子をどの家に
送ろうかと相談している場面。

何とか次に進もうと思う気持ちがそんな場面を
思い出させたのかなと思ってます。

可愛いポンちゃん、けいこんさんの宝ですね。
ホントに身体を大事にしてくださいね。

まっし
まっし
2006年4月6日0:19

ここまで書くことが出来るまでに、どれだけ辛い思いをしていたか・・けいこんさんよく頑張ったね。自己防衛って辛い。ご主人の優しさとポンちゃんの言葉とけいこんさんが日記を書けた事に泣きました。

彩
2006年4月6日5:37

私はまだ、よく分からないことはあるけれど、日記を読むだけで辛いんだ。同じことではないけれど私と同じように辛いと思う方がいると言う事がよく分かります。
そんな時、だんな様やポンちゃんのような理解してくれる方がいらっしゃる心の支えになってくれる方がいるだけでもそれはとても喜ばしいことだと思います。

決して、私のようにならないで。
私は人を信じることがあまり出来ないから。
一人で苦しんでしまうから。
もう、私のような人は私だけで十分だ。

私にもあなたにもまだ未来は続いている。
あきらめちゃダメだよ。

あっちゃんすけ
2006年4月6日6:16

けいこんさん、ごめん、泣いた。
泣いちゃダメだよね。
イロイロ、言ってあげたいけど言葉になりません。
けいこんさん、いっぱい頑張ったね。
あなたは凄いね。凄いですね。
今ある大切なもの、もっともっと大切にしていかなくちゃ。
私にもそう思わせてくれました。

nophoto
まっし
2006年4月6日9:37

昨日コメント書いてから考えてた。あれで終わったらだめだよねって。けいこんさんは、辛い事があっても、その心情を細かに日記に書くタイプではないことを知ってるから、書けてよかったねという気持ちが強かった。ね、少しは楽になったかな。自己防衛に気づけなくてごめんね。引っ越し・・けいこんさんの新しい未来が始まるね。

関西人
2006年4月6日18:23

けいこんさんへ
自己防衛、、辛すぎます。
私はその度に泣き喚いていましたよ。
なんだかもう、悔しくて悔しくて、、、。
「経験によって偏見はなくなる」きっと、そうなのでしょうね。
けいこんさん。日記書けて良かったですね。

デボラ
デボラ
2006年4月6日19:54

けいこんさん
ポンちゃんの言葉を借りますね・・・。
”大好きです、元気をだして下さいね”
本当にまっすぐで、優しい男の子ですねポンちゃんは。
優しい旦那様とポンちゃんの存在が
けいこんさんの心と体を癒してくれている事が
日記を通して伝わってきます・・・。
数日後に予定されているというお引っ越しでは
くれぐれも、無理をなさらないで下さいね。

伊佐美
伊佐美
2006年4月6日23:34

けいこん様
軽々しく言葉をかけられる立場ではないですが、けいこんさんの強さを尊敬します。
私も、けいこんさんの強さを見習いたいと思います。
そして、ご主人の優しさとポンちゃんの優しさにも・・・・・

ほんとに、もう少し、何か言いたい、書きたいのですが、ボキャブラリー貧困な私にはこれが限度です、すいません。
どうぞ、お疲れを溜めませんように、お大事になさってください。

さと
2006年4月7日0:12

けいこんさん
同じ母親の立場として、また 同じ経験を持つものとして
辛いお気持ちがよく分かります。
でも、けいこんさんの周りには
優しくて心強い家族と、温かい仲間がいます。
どうか自分を責めずに、体を癒してくださいね。

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